洞性頻脈(Sinus tachycardia)
洞結節からの興奮が増加し、心拍数が100/分以上になった状態を洞性頻脈と言います。洞結節からの刺激なので波形は洞調律の時と変わりませんが、脈は頻脈となります。
心拍数には上限があり、高齢になる程低くなると言われています。「220−年齢」が上限の目安とされています。
洞性頻脈の場合、心拍数は徐々に上昇し、徐々に低下します。リエントリー性の頻拍は急に出現し、急に停止します。
原因
洞性頻脈を引き起こす原因は以下のように様々です。
参考文献
2)The sinus tachycardias. Nat Clin Pract Cardiovasc Med. 2005 Jan;2(1):44-52.
レジデントのためのこれだけ心電図 P70-72