「3ステップで学ぶ心電図 」を本音レビュー


波形の読み方は毎回バラバラです

派手な異常ばっかり目について、地味な見落としが多いです

機序が頭に入らない
心電図を読むとき誰しもが一度はぶつかる壁ですよね。少なくとも私は同じ悩みを持っていました。そんな「心電図を読むときの型が定まらず、理解も深まらない」苦手意識を一気に解消してくれるのが、EP大学の先生方が魂込めて作った「EP大学 3ステップで学ぶ心電図」です。
この記事では、心電図の読みに対してモヤモヤがある人向けに
・本当に買うべき人/買わなくていい人
・この本の特徴
・正直なメリット・デメリット
を、かつて同じ悩みを経験したことのある私の視点で書いていきたいと思います。
結論
買うべき人
・順番読みの型を固めたい人
・見落としを減らしつつなぜそうなるかを理解したい人
・図が多くて視覚的にわかりやすい本が好きな人
買わなくてもいい人
・心電図が全くのゼロスタート
・臨床の治療・対応・緊急度判断をメインで学びたい人
・理論や成因を極限まで省いて、ひたすら読み練習したい人
最大の魅力3選
3ステップ診断で、読み方の「型」が完全に定まる

調律 → P → QRS → ST → T → U波…と、毎回同じ順番で読むルーチンを徹底的に叩き込み、各所見を「3ステップ」で簡潔に診断するスタイル。→ 「何から見ればいいかわからない」「見落としが多い」という最大の壁を壊してくれます。「順番読みが身についた」「型が確立されて現場で迷わなくなった」「心電図を読む時の思考回路が変わった」という声が多数聞かれます。

機序を図解+言語化で深く理解できる
他の初心者本が波形の見た目だけになりがちなのに対し、この本は電気生理学的・解剖学的機序を丁寧に説明しておりイラストも非常に多いので直感的に「なるほど!」と納得できます。不整脈の発生機序が「初めてわかった」「実務で使えるようになった」という意見もあり、ただ読むだけでなく応用力がつくのが最大の強みで初学者にも好評です。
コスパが最強で検定対策+臨床両取りのバランスが抜群
自主出版ゆえの価格破壊(電子版1600円、紙版も手頃)で、246ページフルカラークオリティ。心電図検定(特に3〜1級)対策として最適化されつつ、日常の救急・循環器現場でも即戦力になる内容になっており、EP大学の先生方(心電図検定委員・マイスター級)の実践知が詰まってるので、一冊で基礎から中級までカバーできるのが魅力です。
注意すべきポイント
ゼロスタートだと少しハードルが高い
P波からアルファベット順の読み型は素晴らしいですが、基本的なP・QRS・ST・Tの意味がまだ曖昧な超初心者には、機序説明が早すぎると感じる場合があります。反復演習量は控えめなので、ひたすら読むことに特化した本と比べると即効性が薄いと感じる人もいるようです。
読み方と機序に全振りしている
読み方と機序にフォーカスを当てているため、この波形が出たらどう対応するのかといった緊急度・コンサルト基準に関してはほぼ触れられていません。現場志向の研修医・看護師からは理解は深まったけど、次の一手がわからないという指摘もあります。心電図読解本として優秀ですが、「読める」から「使える」の橋渡しが弱めなので、実臨床で活かすには別の本との併用がいいかもしれません。
まとめ
この本を手にした瞬間、心電図を読めない時代は終わりです。P波からU波までアルファベット順の3ステップで型がガッチリ固まり、機序まで図解でスッキリ理解できます。この本を読んだ人からは「現場で迷わなくなった」「1600円でこの内容はすごい」と絶賛の嵐です。みんなで心電図マスターへの最短ルートをGETしましょう。

