「今さら聞けない心電図」を本音レビュー


心電図に関して聞きたいことがあるけど、今の立場で今さら質問しにくいなと思う方はいませんか?自分も働き始めた頃は何も知らないことを前提に周りも色々と教えてくれましたが、年数が経つにつれてそんなこと知ってて当然だよねという空気感を感じるようになり、質問しにくいと思うことがありました。実際は聞いたら教えてくれるのでしょうが、なんとなくそう感じてしまうのです。

年数が上になるにつれて質問しにくい場面はありますね
結論
買うべき人
・心電図が苦手だけど、日常臨床でよく見る機会がある人
・細かすぎるのはいいから要点だけ知りたい人
・昔学んだ心電図の知識をアップデートしたい人
買わなくていい人
・心電図をゼロから学びたい人
・不整脈のマニアックなメカニズムまで深掘りしたい人
・すでに心電図判読の中級〜上級者
最大の魅力3選
Q&A形式+見開き2ページ完結で疑問が即解決する
成書みたいに章立てでガチガチに読む必要がなく、「あれ?これってどういう意味だっけ?」と思った瞬間にピンポイントで開いて答えが見つかります。多くの人が「忙しくてまとまった時間が取れないけど、これなら隙間時間で読める」「疑問がズバリ解決する」と絶賛しています。Q&Aは合計132個になっており、みんなが疑問に感じるところをしっかりカバーしています。

図・イラスト+簡潔で平易な文章で理解しやすい
心電図の本は波形だらけで固いイメージがありますが、本書はイラストを使用して「Point」「Advice」などの臨床Tipsが散りばめられていて、苦手意識が強い人でも「これなら分かる!」と感じやすいです。図やイラストを駆使して「見てわかる」設計が職種を問わずに好評です。
「今さら人に聞けない」レベルの実践的な疑問が詰まっている
機器の基礎からスマートフォン心電計、ガイドライン変更対応、ちょっとマニアックだけど現場で困る不整脈のコツまで、成書には載っていない「痒いところに手が届く」内容が満載です。改訂第2版で新規20項目追加&執筆陣刷新されているので、知識をアップデートしたい方にもおすすめです。「今さら恥ずかしくて聞けなかったことが書いてあった」という声が非常に多いです。

注意するポイント
完全初心者には少しハードルが高い
Q&A形式で実践的ですが、専門用語や前提知識(例: 基本的な不整脈の分類や心電図の波形の意味合い)をある程度知っている前提で書かれているため、「心電図が本当にゼロから苦手」という人からは「マンガ解説が欲しい」「もっと基礎の基礎からゆっくり説明してほしい」という声が聞かれます。
深掘りが中級レベルなので、上級者やマニアには物足りない
「今さら聞けない」レベルの疑問解決に特化しているので、不整脈の電気生理学的メカニズムの詳細、最新のエビデンスレベルの議論、希少な症例の鑑別、電気生理検査レベルの話などはほとんどカバーされていません。循環器専門医や不整脈専門医、すでに12誘導をバリバリ読める人からは「基礎〜中級の復習にはいいけど、これ1冊で満足できない」という感想があります。
まとめ
見開き2ページ完結で忙しい日常業務の隙間時間で読めるのが最大の強みです。一方で、初心者からはもう少し基礎から解説してほしいという意見もあり、中級者向けのポジションと言えます。全体として、心電図が苦手だけど日常で頻繁に触れる医療従事者にとって、知識のアップデートとモヤモヤ解消に最適な一冊です。Q&A形式のため自分の気になるところや自分と同じ疑問があればそこをかいつまんで読むだけで「そうだったのか!」とスッキリすること間違いなしです。

