「読み方だけは確実に身につく心電図」を本音レビュー


とりあえず目につくところから見ています

所見を見逃してしまうことが多いです

異常波形の見分けがつかず、毎回上級医に頼ってます
患者さんの心電図が目の前に差し出された瞬間、波形がぐちゃぐちゃに見えて何から見ればいいのかわからない。P波? QRS? ST? 頭の中が真っ白になり、「見落としがあったらどうしよう」「これで患者さんの命を左右する判断を間違えたら…」、そんなプレッシャーに押しつぶされそうになった経験、ありませんか?
この記事では、心電図の読み方に自信がない人向けに
・本当に買うべき人/買わなくていい人
・この本の特徴
・正直なメリット・デメリット
を、かつて心電図が全然読めなかった私の視点で書いていきたいと思います。
結論

最大の魅力3選
10ステップ判読法でルーチン読みが徹底的に身につく
1章のわずか20数ページに短時間で見落とさず12誘導全体を読む型が完全にまとまっています。心電図を読む順番が決まっているので「何から見ればいいかわからない」「見落としが怖い」という初心者の最大の壁を一気に壊してくれます。多くの読者が「これを繰り返すだけで自然に読めるようになった」「考えるんじゃない、読むんだ!」を実感している最大のポイントです。

全40症例の反復トレーニングで「実戦的な読み方」が染みつく
2章がほぼ本のメインを占め、実際の心電図を1章の10ステップ通りに読み進め、答え合わせするスタイルです。理論を詰め込むのではなく「ひたすら読む→確認→読む」の反復で、パターン認識が体に染み込みます。「1回読むだけじゃなく、何周もすると本当に読めるようになる」「現場でサッと読めるようになった」という声が非常に多いです。

「読み方特化」で無駄が極限まで削ぎ落とされ、挫折しにくい
成因・電気生理学・細かい機序の説明を極力省き、「とにかく読めるようになる」目的に全振りしているため、初心者が一番挫折しやすい「理屈がわからない→進めない」のループを回避できます。「もやもやしてもまずは読み切れ」と著者が言うように、勢いで進めやすく、初期研修医・看護師・医学生から「これ一冊で心電図が読めるようになった」という評価が殺到しています。
注意すべきポイント
理論・成因・病態生理の説明は省いている
著者が意図的に「原理とか理屈を極力省いた」と明言している通り、なぜその波形が出るのか?電気生理学的な背景や発生機序はほとんど触れられていません。初学者でも「もやもやするけど読み切れ!」という設計ですが、「なぜ?」を先に知りたがる理論派の人にはストレスになる場合があります。
臨床的な対応・治療方針・緊急度の判断には言及していない
本当に「読み方だけ」に徹しているため、心電図を読んだ後の「で、どうするの?」(コンサルト基準、緊急度、治療アクションなど)がほぼありません。現場で即戦力になりたい人でも、「読めたけど次の一手がわからない」状態になりやすく、臨床アクションプランは自分で補う必要があります。
まとめ
他の心電図本が「理解」を重視するのに対し、この本は「読める」を最優先にしているからこそ、
「心電図が読めない…」という苦手意識を一番速く・確実に打破できる一冊と言えます。タイトルにもあるように本書を読むことで間違いなく心電図の「読み方」に自信を持つことができるでしょう。

