左脚後枝ブロック

左脚後枝ブロックとは?

左脚後枝ブロック(left posterior fascicularblock:LPFB) 左脚後枝ブロックは、左心室の下・後方領域である左心室流入路に向かう左脚の後枝の心室内伝導障害です。 興奮はまず左心室の中隔を活...
左脚前枝ブロック

左脚前枝ブロックとは?

左脚前枝ブロック(left anterior fascicle block) 左脚は前枝と後枝に分岐しますが、前枝がブロックされた状態を左脚前枝ブロックと言い、左脚前枝ヘミブロック(left anteriorhemiblock:LA...
脚ブロック

非特異的心室内伝導障害とは?

非特異的心室内伝導障害(non-specific intraventricular conduction delay:NSIVCD) 文献1より 非特異的心室内伝導障害の心電図。I、III、aVL、V5誘導にQRSの断片化がみられる...
高電位

左室肥大とは?

左室肥大(left ventricular hypertrophy) 左室肥大は心筋の肥大によって重量が増加した状態です。肥大した心臓では拡張能の低下をきたし、心筋虚血や間質の繊維化が見られることが多いです。 慢性的な...
高カリウム

高カリウム血症とは?

高カリウム血症(Hyperkalemia) 高カリウム血症とは、血清カリウム濃度が5.5mEq/Lを上回ることであり、通常は腎臓からのカリウム排泄の低下またはカリウムの細胞外への異常な移動によって発生します。 高カリウ...
T波

T波とは?

T波(T wave) T波は各QRS複合体の後の波であり、心室再分極を表します。通常、QRSが陽性の時はT波は陽性、QRSが陰性の時はT波は陰性となります。 ちなみに心房筋の再分極を表す波形も存在しておりTa波と呼ばれ...
洞性頻脈

洞性頻脈とは?

洞性頻脈(Sinus tachycardia) 文献1より 洞性頻脈 洞結節からの興奮が増加し、心拍数が100/分以上になった状態を洞性頻脈と言います。洞結節からの刺激なので波形は洞調律の時と変わりませんが、脈は頻脈となります...
ST

ブルガダ症候群とは?

ブルガダ症候群(Brugada syndrome) ブルガダ症候群は、12誘導心電図の右側胸部誘導におけるJ波増高と特徴的なST上昇を呈し、主に若年〜中年男性が夜間に心室細動を引き起こして突然死する可能性のある疾患で、1992年にB...
調律

ペースメーカ移動とは?

ペースメーカ移動(pacemaker shift) 文献1より 房室ブロック時のぺースメーカ移動 ぺースメーカ移動は調律のベースとなっている興奮部位が別の部位へと移ることです。 2点間の移動であるため、P波の形が異なるの...
洞調律

洞調律とは?

洞調律(sinus rhythm) 洞結節は右心房の上部にあります。これは、生理学的なペースメーカーの中で最も速いペースメーカーです。 洞結節が電気的興奮を発生させると、右心房の周囲...
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