フィルタとは?

フィルタ(filter)

フィルタとは心電計に搭載されている機能であり、特定の周波数の波形を減衰させることができます。これによりノイズを除去して本来の心電図波形を表示することができます。代表的なフィルタとしてハムフィルタ筋電図フィルタドリフトフィルタがあります。

フィルタ(filter)

種類

フィルタはローカットフィルタとハイカットフィルタの2種類に大きく分けられます。

ローカットフィルタ(low cut filter)

ローカットフィルタは基準とする周波数より低い(low)周波数の波形を減衰(cut)させるフィルタのことです。言い方を変えると、基準とする周波数より高い(high)周波数の波形をそのまま通過(pass)させるのでハイパスフィルタ(high-pass filter)とも呼ばれます。

フィルタ(filter)

ドリフトフィルタはローカットフィルタを利用しており、周波数の低い基線の揺れを減衰させています。

フィルタ(filter)

ハイカットフィルタ(high cut filter)

ハイカットフィルタは基準とする周波数より高い(high)周波数の波形を減衰(cut)させるフィルタのことです。言い方を変えると、基準とする周波数より低い(low)周波数の波形をそのまま通過(pass)させるのでローパスフィルタ(low-pass filter)とも呼ばれます。

フィルタ(filter)

筋電図フィルタはハイカットフィルタを利用しており、筋電図による周波数の高い波形を減衰させています。

フィルタ(filter)

参考文献

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