pseudo‐supernormal conduction
pseudo‐supernormal conductionは、右脚・左脚の伝導遅延が等しく生じることでPR間隔が延長し、心室に興奮が伝わるタイミングが同じになることでQRS波の幅が正常となります。「equal delay in both branches」とも呼ばれています。
束枝ブロックを有する患者においてpseudo‐supernormal conductionが生じると延長していたQRS波の幅の正常化とPR間隔の延長をきたします。
参考文献
1)Post-TAVI ECG change: What’s the mechanism? Ann Noninvasive Electrocardiol. 2020 May;25(3):e12633.