不応期(refractory period)
心筋の活動電位が発生した後に、刺激への反応が低下して活動電位を発生しない時期があり、この時期を不応期と呼びます。
![不応期(refractory period)](https://sindenzu.com/wp-content/uploads/2025/01/図1-6-1024x912.png)
不応期には、絶対不応期(absolute refractory period)と相対不応期(relative refractory period)の2つが存在します。
どんなに強い刺激にも反応しない時期を絶対不応期と呼びます。再分極の進行中に強い刺激を加えると、活動電位を発生する時期を相対不応期と呼びます。
・絶対不応期:刺激に反応しない
・相対不応期:強い刺激に反応する
・相対不応期:強い刺激に反応する
![不応期(refractory period)](https://sindenzu.com/wp-content/uploads/2025/01/図1-7-1024x929.png)
参考文献
書籍
植え込み型心臓デバイス認定士公式テキスト P104-105