洞停止(sinus arrest)
洞停止は洞結節の自動能が低下し、一時的に活動が停止することでP波が消失します。P波が消失することで、QRS波も同時に消失します。
回復までの時間は一定していないためPP間隔は元のPP間隔の整数倍にはなりません。
副交感神経が亢進した場合に生じやすく、完全に心停止することはほとんどなく、自然に自己心拍が再開します。
洞不全症候群の分類であるRubenstein分類ではⅡ群に分類されます。
参考文献
書籍
今さら聞けない心電図 P134-135
洞停止は洞結節の自動能が低下し、一時的に活動が停止することでP波が消失します。P波が消失することで、QRS波も同時に消失します。
回復までの時間は一定していないためPP間隔は元のPP間隔の整数倍にはなりません。
副交感神経が亢進した場合に生じやすく、完全に心停止することはほとんどなく、自然に自己心拍が再開します。
洞不全症候群の分類であるRubenstein分類ではⅡ群に分類されます。
今さら聞けない心電図 P134-135