心筋細胞とは?

心筋細胞(cardiac myocyte)

心筋は固有心筋と特殊心筋の2つに分けられます。固有心筋は作業心筋とも呼ばれ、心臓を収縮させて血液を送り出すポンプの役割をしています。特殊心筋は刺激伝導系とも呼ばれ、興奮を伝導させて心拍を作り出す役割を果たします。

心筋細胞(cardiac myocyte)

固有心筋(作業心筋)

心臓の大部分は固有心筋(ordinary cardiac muscle)で構成されています。作業心筋という別名が表しているように収縮して血液を送り出す作業を担っています。

固有心筋(作業心筋)

特殊心筋(刺激伝導系)

特殊心筋(specialized cardiac muscle)は固有心筋と比べると心臓全体に占める割合は少ないです。刺激伝導系とも呼ばれており、電気刺激による興奮を伝導して固有心筋に伝えて心拍を作る役割を担っています。

洞結節から始まり、房室結節、ヒス束、脚、プルキンエ線維と続きます。プルキンエ線維が心内膜下に至り、心室の心筋に刺激を伝導します。

特殊心筋(刺激伝導系)

参考文献

解剖
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