活動電位

早期後脱分極とは?

早期後脱分極(early afterdepolarization:EAD) 脱分極後の活動電位が再分極に向かう途中である第2相から第3相にかけて小さな脱分極が生じることがあります。これを早期後脱分極と呼び、活動電位持続時間の過度の延...
活動電位

撃発活動とは?

撃発活動(triggered activity) 撃発活動(triggered activity)は遅延後脱分極あるいは早期後脱分極と呼ばれる脱分極が生じることが原因です。膜電位の振動とも表現されるこれらの脱分極が引き金(trigg...
活動電位

遅延後脱分極とは?

遅延後脱分極(delayed afterdepolarization:DAD) 活動電位の再分極終了直後に小さな脱分極が起こることがあります。これを遅延後脱分極と呼び、細胞内のCaの上昇がその原因となります。 この遅延...
narrow

クーメル現象とは?

クーメル現象(coumel phenomenon) 文献1より クーメル現象 クーメル現象はnarrow QRS頻拍に機能的脚ブロックが伴った場合に頻拍周期が延長する現象です。 文献1より クーメル現象の模式図。A:左脚...
セグメント

RR間隔とは?

RR間隔(RR Interval) 文献1より RR間隔 RR間隔は連続する2つのQRS波のR波のピーク間の距離として定義されます1)。 心拍間のRR間隔は変動することが知られており、交感神経と副交感神経の両方による洞結...
narrow

Ⅰc flutterとは?

Ⅰc flutter 文献1より フレカイニドによるⅠc flutterであり、心拍依存性脚ブロックを伴う 抗不整脈薬の分類としてVaughan-Williams分類があり、その中のⅠc群抗不整脈薬を投与することにより発生する...
narrow

1:1心房粗動とは?

1:1心房粗動(1:1 atrial flutter) 文献1より 1:1伝導の心房粗動 1:1心房粗動は心房から心室への興奮の伝導比が1対1の心房粗動のことです。最初の1:1心房粗動は1919年に報告されました2)。心房の興...
洞性頻脈

洞性頻脈とは?

洞性頻脈(Sinus tachycardia) 文献1より 洞性頻脈 洞結節からの興奮が増加し、心拍数が100/分以上になった状態を洞性頻脈と言います。洞結節からの刺激なので波形は洞調律の時と変わりませんが、脈は頻脈となります...
高カリウム

高カリウム血症とは?

高カリウム血症(Hyperkalemia) 高カリウム血症とは、血清カリウム濃度が5.5mEq/Lを上回ることであり、通常は腎臓からのカリウム排泄の低下またはカリウムの細胞外への異常な移動によって発生します。 高カリウ...
低電位

voltage discordanceとは?

voltage discordance 文献1より voltage discordanceの心電図。QRS振幅はすべての四肢誘導で5mm(0.5mV)未満であるが、いくつかの前胸部誘導で10mm(1mV)以上。 voltage...
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