巨大陰性T波の経過
巨大陰性T波は、10年以上の追跡調査を行った21人の患者のうち15人(71%)で消失しました。
また、R波振幅の減少とT波陰性度の減少との間には有意な相関が認められました。
左前胸部のR波と陰性T波は、心尖部肥大型心筋症の初期発生段階で進行し、診断時頃に最大振幅に達し、さらに進化的変化を経て、特徴的な巨大陰性T波と背の高いR波が消失します。

巨大陰性T波は、10年以上の追跡調査を行った21人の患者のうち15人(71%)で消失しました。
また、R波振幅の減少とT波陰性度の減少との間には有意な相関が認められました。
左前胸部のR波と陰性T波は、心尖部肥大型心筋症の初期発生段階で進行し、診断時頃に最大振幅に達し、さらに進化的変化を経て、特徴的な巨大陰性T波と背の高いR波が消失します。