右室流出路(right ventricular outflow tract:RVOT)
右室流出路とは文字通り、血液が右室から肺動脈へ流れ出る部分(流出路)になります。右室流出路は上が肺動脈弁、下が三尖弁の上面で囲まれる領域です1)。心臓の外側から見ると、下の図で緑色の領域が右室流出路になります。

右室流出路は不整脈原性右室心筋症やブルガダ症候群の後発部位としても知られています。円錐枝によって栄養されており、円錐枝の閉塞では前胸部導部であるV1~V3誘導のST上昇を示すことがあります。

心臓を右室流出路の高さで水平に輪切りにした断面を下から見ると大動脈に覆い被さる三日月型の形になります。右室流出路の壁はさらに前壁・自由壁・後壁・中隔の4つのセグメントに分けることができ、右室流出路起源の心室期外収縮の起源推定において重要になります。


