VT後の交代性脚ブロックとは?

VT後の交代性脚ブロック

VT→左脚ブロック→右脚ブロックの順に変化している
文献1より VT→左脚ブロック→右脚ブロックの順に変化している
左:左脚ブロック 右:右脚ブロック
文献1より 左:左脚ブロック 右:右脚ブロック

上記の心電図のVTは心室期外収縮で終了します。

続く洞調律時の左脚ブロックは、VT終了時の心室期外収縮が左脚に逆行性に侵入した結果、左脚が不応期となります。

その後の洞調律時に左脚ブロックが持続するのは、左脚への逆行伝導が継続しているためです。

左脚が不応期である間に洞調律からの刺激がHis束に到達し、右脚は伝導、左脚は不応期のためブロックされます。

右脚の遅い伝導の結果,心室の興奮、左脚への逆行伝導が起こり,PR間隔は300msと遅くなります。

洞調律のレートが遅くなると、左脚はもはや不応期ではなくなり、左脚の伝導の結果、心室の興奮、右脚への逆行伝導が起こり、PR間隔は200msと早くなります。

参考文献

1)A wide QRS tachycardia followed by alternating bundle branch block. Heart Rhythm. 2019 Feb;16(2):323-324.

タイトルとURLをコピーしました